💡ポイント

 税理士報酬は、申告の難易度作業量に大きく左右されます。依頼を検討する際は、複数の事務所から見積もりを取り、サービス内容と報酬額を比較することをおススメいたします。

 税理士報酬は、個人事業主法人、また顧問契約の有無や**依頼する業務内容(会計・記帳代行、申告業務など)**によって異なります。

 報酬は、事業の年間売上高や取引量(仕訳数)、訪問頻度、によって変動します。
お見積りを作成いたしますのでお問い合わせください。

 主なサービスごとに分けてご紹介します。

1. 個人事業主の税理士報酬

依頼内容料金の目安備考
月額顧問料(記帳代行なし)月額 1万円〜3万円程度訪問頻度が低いほど安価になるます。
記帳代行料(会計業務)月額 5千円〜5万円程度仕訳の件数50件未満~500件まで変動します。顧問契約のオプションとなります。
確定申告代行料(スポット)年額 7万円〜15万円程度売上高が500万円未満の場合は7万〜8万円程度、1,000万円以上では10万円以上になります。
顧問契約(月額顧問料+確定申告料)年間 15万円〜30万円程度顧問契約がある場合、確定申告料は月額顧問料の4〜6ヶ月分程度。

2. 法人の税理士報酬

法人の場合は、個人事業主よりも業務が複雑になるため、報酬が高くなります。

依頼内容料金の目安備考
月額顧問料(記帳代行なし)月額 2万円〜5万円程度年商が上がるほど高くなります。一般的に月額3万円が一つの目安と言われます。
記帳代行料(会計業務)月額 3万円〜10万円程度仕訳の件数や処理の難易度によって変動します。
決算申告料(法人税・消費税など)年額 10万円〜30万円程度顧問契約とは別で発生することが多く、月額顧問料の4〜6ヶ月分程度になります。
顧問契約(月額顧問料+決算申告料)年間 35万円〜50万円程度決算申告料を含んだ総額の目安です。

3. 相続税申告の税理士報酬

相続税申告の税理士報酬は、**遺産総額の0.5%~1.0%**が目安とされています。

 この「遺産総額」とは、債務や葬式費用を控除する前、小規模宅地等の特例などを適用する前の金額(財産総額)となります。

遺産総額(目安)基本報酬の目安(0.5%~1.0%)
5,000万円25万円~50万円
1億円50万円~100万円
3億円150万円~300万円
【加算報酬の主な例】

以下のようなケースでは、基本報酬に加算報酬が追加されます。

  • 土地が含まれる場合(評価の手間がかかるため)
  • 非上場株式が含まれる場合(評価が複雑なため)
  • 相続人が複数人いる場合(2人目以降、1人あたり基本報酬の10%程度加算されることもあります)
  • 申告期限まで時間がない(3ヶ月未満など)場合

4. 贈与税申告の税理士報酬の相場

贈与税申告の報酬は、贈与した財産の総額に応じて設定いたします。

取得財産の総額(目安)基本報酬の目安
数百万円以下数万円~10万円程度
1,000万円以下10万円~12万円程度
3,000万円以下15万円~18万円程度
【加算報酬の主な例】

以下の特例や評価が必要な場合、追加の報酬が発生します。

  • 相続時精算課税制度の適用
  • 住宅取得等資金の非課税制度の適用
  • 配偶者控除(おしどり贈与)の適用
  • 土地の評価が必要な場合
  • 非上場株式の評価が必要な場合

現金のみの贈与で特例の適用がない場合は、比較的安価な数万円程度で済むこともあります。

5. 譲渡所得税(不動産売却等)申告の相場

 不動産売却に伴う譲渡所得の確定申告の報酬は、譲渡所得の金額や、特例適用の有無によって変動します。

譲渡所得額(目安)税理士報酬の目安
1,000万円まで5万円~6万円程度
1,000万円~3,000万円9万円~12万円程度
3,000万円~5,000万円12万円~15万円程度
【加算報酬の主な例】

複雑な特別控除特例を適用する場合、追加報酬が発生することが多いです。追加報酬は1万円~10万円程度が一般的です。

  • マイホーム(居住用財産)を売却した際の3,000万円特別控除
  • 軽減税率の特例
  • 買い替え特例譲渡損失の特例
  • 取得費が不明で資料の収集や計算に手間がかかる場合